
獅子に乗る文殊さまは「三人よれば文殊の知恵」といわれるように知恵のほとけさまです。
右手に剣は「諸戯(しょけ)を断つ」といわれ、愚かさを切る智慧の剣です。
右手に剣は「諸戯(しょけ)を断つ」といわれ、愚かさを切る智慧の剣です。
縁起によれば、如意寺の開基は法道仙人といわれ、天竺の五百持明仙の一人、光英菩薩の全身という。
推古天皇の御世に櫨谷に飛来し、当山にて山翁(毘沙門天)より霊木櫨の地蔵菩薩の造立をたくされ、孝徳天皇の勅をえて大伽藍を設けた。
平安時代には慈覚大師円仁によって、常行堂、文殊堂が建てられ今日の基をなした。近世にあっても、比叡山滋賀院門跡末寺の格式と、御朱印寺領四十三石を賜わり、今日に至る。